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長く使えるグッドデザイン

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長く使えるグッドデザイン

「持続可能性」という言葉がポジティブな意味をもつことは、もはや一般的な共通認識です。オーガニック素材、分解性、CO2削減の同義語として使われる場合も多く、つまりは地球への負荷が小さい生産方法のことであると考えられています。これらも正しい認識ですが、視点を広げて見れば、特にデザイン業界においてもっとも責任あるアプローチの一つは、耐久性に優れた製品を作ることでしょう。

デザイン企業フリッツ・ハンセン(Fritz Hansen)のCEOを務めるヤコブ・ホルム(Jacob Holm)氏は、95%の家具が購入後8年以内に廃棄されている現実を踏まえ、何世代にもわたる使用に視覚的、物理的に耐えることのできる「耐久デザイン」がカギであると言います。

「フリッツ・ハンセンの家具は、世代を超えて長く使うことができます。様々なオークションハウスで売買される当社の中古家具の需給を見てみてください。価格を一見すれば、それらが現役の座を維持していることがわかるでしょう。」お客様は優れたデザインや最高の品質を魅力と感じているだけでなく、良きストーリーや正統な素性を求めているとホルム氏は考えています。

「生産方法や素材を軽視している訳ではありません。私たちは常に持続可能性が高い生産者やアプローチを探し求めています。しかし、最良のデザインや品質、つまり耐久性に妥協はできません」とホルム氏は言います。ホルム氏は外部のデザイナーや社内のイノベーションチームと協力し、新素材や技術の開発を続けています。

フリッツ・ハンセンはアルネ・ヤコブセンやポール・ケアホルムのデザインの大半を扱うブランドであり、デンマーク・デザインの偉大な伝統を生かし、再解釈する責任を担っています。これまでも、デンマークのデザイン黄金期への関心が高まる余地のある海外に視野を広げ、アイコン的な家具への認知度を高めてきました。

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