デンマークのオーディオ、テレビメーカーのバング＆オルフセンは、創立90周年の節目に、画期的なスピーカーを発表しました。

BeoLab90

BeoLab90と名付けられた新しいスピーカーは、同社の90年の歩みを通じた革新性、職人技術、そして情熱を結集して開発された先進的スピーカーです。バング＆オルフセンによれば、この開発は同社史上もっとも野心的な挑戦でした。

同社はBeoLab90に「音の未来」を見据えた目標を設定し、これを達成するために複数のインテリジェント・テクノロジーを搭載しました。「Active Room Compensation」は、スピーカーや家具の位置を把握し、音を補正する先端技術です。このテクノロジーにより、バンドのメンバーや、お気に入りの映画の俳優がどの位置にいるかわかるほど、緻密で正確なサウンドを作り出すことに成功しました。

18のスピーカー・ユニットで構成されたBeoLab90は、完全な音響体験を実現するようデザインされています。一体の重量は137kg。黒いファブリックが、スピーカーを帆のように覆っています。

BeoLab90はバング＆オルフセンの従来型のリモコンのほか、スマートフォンの専用アプリでも操作が可能です。

Photo & text: © DanishTM