2人のデンマーク人若手デザイナーに、FDB(デンマークの生活共同組合連合会、コープ)の一般向け家具の伝統に貢献する機会が与えられました。コープは、コリング・デザイン・スクールが選抜した2人のデザイナー Stine Weigelt と Gitte Lægård を迎え入れました。今年4月、2人は講堂を埋める聴衆を前に、デザインプロジェクトを発表しました。
Weigelt と Lægård は Børge Mogensen や Poul M. Volther といったデンマークデザイン界の巨匠の志を受け継ごうとしています。Mogensen や Volther もキャリアの初期にFDBの家具のデザインを手掛けました。FDBはデンマークの平均的な家庭が良質な食器、家具、インテリア製品を楽しめるよう、手頃な価格の家具を長年独自に生産しています。
Stine Weigelt が椅子のデザインで着想を得たのは、60年代から70年代にかけてのラウンドポール・チェアや、デンマークの有名デザイナー Hans J. Wegnerの代表作PP250(バレットチェア)でした。PP250は椅子としてだけでなく、男性のスーツをかける場所としても使えるようデザインされています。
コープは Weigelt と Lægård の椅子を年内に発売する予定です。
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