レトロな椅子が再び注目を集めています。デンマークの3人のトップデザイナー、Anders Nørgaard、Tom Stepp、Kai Kristiansenが家具ブランドMogens Hansen Møblerのためにデザインした新作は、いずれも環境や持続可能性に配慮しており、将来的にデザインクラシックと呼ばれる作品になる可能性を秘めています。
モダン・インテリアの世界ではレトロの復調が続いています。Mogens Hansen Møblerは自社のアーカイブを再発掘し、1961年のシンプルでエレガントなチェアNo2のスケッチを見つけました。創業当時のデザインをアップデートし、クッションを刷新したこの椅子は、シャープな2016年エディションとして現在購入が可能です。この製品にも環境や持続可能性への配慮が尽くされています。
座りたくなるソファ
Purpose Designコレクションを初めとする多くの最新デザインに、新たなグリーンなアプローチを見て取ることができます。コレクションはすべて北欧エコラベルの生地、Oeko-Tex(エコテックス)基準を満たしたフォーム、FSCラベルのついた木材を使用しています。そのなかの一つが、国際的に知られるデザイナーAnders Nørgaardによる無駄のない、それでいて思わず座りたくなるソファのシリーズです。シンプルな四角いフレームと、やわらかな座面と背中のクッションの組み合わせは、落ち着いた視覚表現と、最高の座り心地を実現しています。アームレストの内側の丸みがデザインにエッジを与え、印象的なフォルムを作り出しています。
持続可能なデザイン
Tom Steppも、環境に配慮したPurpose Designコレクションのデザインを担当しています。Steppのデザインした Slingソファは、将来のデザインクラシックとなる可能性を十分に秘めています。持続可能性の追求は、素材だけにとどまりません。シンプルなデザイン表現と確かな職人技術が、優れた耐久性と魅力の持続を保証しています。こうした持続力は同社の目指す環境プロフィールのカギであると、Mogens Hansenは考えています。
Mogens Hansenの家具はすべてデンマーク製です。