デザイン界のレジェンド、ヤコブ・イェンセン氏が死去
デンマーク・デザイン界の巨匠、ヤコブ・イェンセン氏が89才で死去しました。イェンセン氏が1950年代にデザインした「マルグレーテ・ボウル」はデンマークの調理器具の定番となり、世界で5,000万個以上が販売されました。バング&オルフセン(B&O)時代の作品も伝説です。彼のシンプルを極めた自然なデザインは、今日も同ブランドの特徴として受け継がれています。イェンセン氏の作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)に20作品が常設展示されているほか、世界各地の美術館に所蔵されています。
現在は、自身も著名なデンマーク人デザイナーである息子のティモシー・ヤコブ・イェンセン氏が後を継いでいます。
Photo: “B&O Beogram 4000” by Jacob Jensen. Danamarie1 © Licensed under CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons