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インテリア・ライフスタイル誌「エル・デコ」濱口重乃編集長インタビュー

インテリア・ライフスタイル誌「エル・デコ」濱口重乃編集長インタビュー

7月9日、「デンマーク デザイン」ウェブサイトとの立ち上げとインテリア・ライフスタイル誌「エル・デコ」の最新号8月号の発売を記念して、東京青山のニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップ  ストアで行われた記念イベントで、エル・デコの濱口編集長にお聞ききしました。

Q:今回エル・デコ最新号8月号夏の北欧特集「北欧デザインと暮らしたい!」の中でデンマークの現地取材をされて感じたこと、発見されたことなどを教えてください。

濱口編集長:今回エル・デコでデンマークの美術館、オードロップゴーとかフォーボー美術館を紹介させていただいています。それで感じたのが、美術館だったりとか或いはレストランもそうなんですけれども、街の中の人々が暮らす場でとても素敵なインテリアの椅子だったりとかが普通に置かれていて、人々がそれに普通に腰掛けていたりする。そういう人々の暮らしの中に超一流のデザインが自然に溶け込んでいるというのを感じました。それは日本ではまだなかなかできていなくて、デンマークの国というのはどこのお店に行ってもやはりインテリアのデザインがよかったり、やはり自分の家はもちろんそうなんだけれども、公共の場でもそういった素敵なデザインがもう当たり前の様に使われているというのを今回の特集では感じました。

個人的な家に素敵なデザインを取り入れるというのは意外と当たり前なんですけれども、みんなが使う場所とかににそういった永く使えるデザイン、美しいものがあるということはやはり社会的豊かさとかの象徴だと思います。その点は特にデンマークと国は進んでいると思いますし、それは日本がこれから見習わなければいけないところでもあるんじゃないかなと思っています。

とにかく日本でも今デンマークのデザインというのが、北欧という漠然とした国ではなく、北欧の中でも“デンマーク”という国がいかに進んでいて、それはデザインもそうだけど、ライフスタイルもそうだし、人々の暮らしとか、そういうものがとても進んでいる国。いろんな客観的な評価で言うと、世界で一番暮らしやすい国だったりというのにも挙がってきていますので、僕らが見習わなければいけない国だなっていうのを僕は感じていて、日本の中でもそれが意外と浸透してきていると思います。

なのでデンマークってこれからデザインもまたそうだけど、例えばお料理もそうかもしれない、ファッションもそうかもしれない。もっと違うライフスタイルのニュースがもっともっと日本に、デンマークのそういうライフスタイルが浸透して行けばいいなと思って今回の特集はそれを企画しました。(談)

 

なお、イベントの模様は、エル・デコのFacebookページでもご覧いただけます。

https://www.facebook.com/ELLEDECORJAPAN/posts/451639421676848

 

Top photo:  © ジョー スズキ

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