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グリーン・デンマーク - ステイト・オブ・グリーン

グリーン・デンマーク - ステイト・オブ・グリーン

デンマークは「2050年までに化石燃料から完全に脱却する」という明確なエネルギー戦略を掲げています。1980年から2010年の間に、デンマークの再生エネルギー比率は3%から19%へ上昇しました。2020年までには、エネルギーの3分の1がグリーンエネルギーとなるでしょう。中心となるのは風力とバイオマスですが、太陽光発電も利用されています(原子力発電はデンマークの戦略には含まれていません)。

8月のブログでは、こうしたグリーンなメンタリティーが、デンマークのデザイン文化にどのように反映されているかをシリーズでお伝えします。

本連載では、デンマークの様々なライフスタイルや文化を取りあげます。たとえば家具業界は、製造過程における環境、倫理、社会的影響に配慮しています。建築は、持続可能エネルギーの恩恵を生かし、環境に優しい建物を作っています。またデンマークの食文化も、持続可能なライフスタイルを追究しています。

デンマークは持続可能性、環境意識、社会的責任を備えたデザインを評価する成熟した社会をを目指し、様々な分野で取り組みを進めています。

グリーンデザインに関する過去の記事:デンマークのアップサイクリング

Photo: Nicolai Perjesi © VisitDenmark, Denmark Media Center

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