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アメリカで存在感を増すデンマークの建築会社”BIG”のデザイン

アメリカで存在感を増すデンマークの建築会社”BIG”のデザイン

デンマークの建築事務所Bjarke Ingels Group (BIG) がニューヨーク市の2ワールドトレードセンターのデザインを任されることになりました。

センターのデザインは、まさにBIGのデザインの特徴である”二面性”を表すものと言えるでしょう。付近にはまったく異なる地区、ファイナンシャル・ディストリクトとTriBeCa(トライベッカ)がありますが、このような周囲の環境を反映し、マンハッタンの方からはスレンダーなタワーに、TriBeCaからはグリーンテラス付きのブロック状の建物に見えるようデザインされています。またクリエイティブなビジネスにより焦点を当て、新しいスタジオや編集室などを創設する予定です。2ワールドトレードセンターのデザインを紹介したビデオ(英語はこちらをご覧ください。https://vimeo.com/130206124

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すでにBIGはアメリカで大きな存在感を示しています。

グーグル本社、ワシントンDCのスミソニアン大学のキャンパス、またマンハッタンの再開発も担当。2012年にハリケーンのサンディがマンハッタンを直撃しましたが、今後起こりうるこのような自然災害から市民を護ると同時に、レクリエーションが可能なデザインを創り上げています。ちなみにBIGはデンマークの伝統である市民参加や民主主義を取り込み、ニューヨークでもその手法を発揮しているのです

デンマーク国内においては、海洋博物館、コペンハーゲン港の浴場、8ハウスなどのデザインを手がけています。

写真提供:Bjarke Ingels Group © DEBOX

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