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pp550 ピーコックチェア

pp550 ピーコックチェア

初めてフィン・ユールがこのチェアを見たときに、その特徴的な背部から即座にぴったりな名前を付けられたピーコックチェア。ポストモダン時代のデザインに近い作品ながら、ヨハネス・ハンセン社にて1947年に製造が開始されていました。しかしながら、このチェアは華やかな外見に重点をおいたものではありませんでした。むしろ華やかなデザインの桟をあしらったその大きく湾曲した背部は人間工学的な美を表現していたのです。孔雀の羽根を彷彿とさせる平らな部分は、肩甲骨のあたりがチェアの背部と重なるよう位置されています。ウェグナーのデザインにとっては稀ではないことですが、このピーコックチェアもクラシカルなウィンザースタイルをもとにした歴史

 

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