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デザイン大国として知られるデンマーク。椅子をテーマに、デンマーク家具デザインの変遷をたどるとともに、モダン家具の黄金期を築いたフィン・ユールに焦点をあて、その独創的なデザインが生み出された背景を探る東京都美術館の企画展「フィン・ユールとデンマークの椅子」がいよいよ～10月9日(日)まです。まだご覧になられていない方々も、もう一度ご覧になりたい皆様も、ぜひこの機会をお見逃しなく。 https://www.tobikan.jp/finnjuhl/ なお、展示会の公式サイトでは、今回の展示会に学術協力として協力された織田憲嗣さんと多田羅景太さんによる対談も公開されています。 お話のテーマ デンマーク家具デザインにおけるフィン・ユールの存在 フィン・ユールと作り手の関係 これからのデンマーク家具デザインについて 展示室内3か所での対談を、展示風景とともにお楽しみ頂けます。 これから展示会をご覧になる方々にも、既に展示会に足を運ばれた皆様にも、おすすめの動画です。 https://youtu.be/Z4RT43rKPt4 Denmark—a design superpower that produced iconic high-quality furniture designs from th...

  21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の企画展「The Original」に、デンマークのデザイナーによるプロダクトやデンマークの企業のプロダクトが複数展示されていますのでご案内いたします。 本展では、世の中に深く影響を与えるデザインを「The Original」と定義し、紹介します。ただし、ここでいう「The Original」は必ずしもものづくりの歴史における「始まり」という意味ではありません。多くのデザイナーを触発するような、根源的な魅力と影響力をそなえ、そのエッセンスが後にまでつながれていくものです。 これまで21_21 DESIGN SIGHTでは、「デザインは生活を楽しく、豊かにし、思考や行動の可能性を広げてくれるものである」という考えに基づき展覧会を開催してきました。生活の中にある多様なデザインは、その歴史のなかで影響し合い、時代に求められるかたちへと展開し続けています。しかし、生活様式が目まぐるしく変化する現代の社会では、そのデザインのエッセンスを見失いがちであるだけではなく、あふれる情報の中で、それに出会おうとする意欲すらも薄れているかもしれません。 世界の流行や潮流（トレンド）に適応することではなく、目の前にあるデザインの参照点であり、すべて...

日本に魅了されたデンマーク人デザイナー　ーLars Vejenのものづくりー JIPAT国際委員会が、定期的に開催しているサロン・ド IP。4 年ぶりのリアル開催となるセミナーのご案内をお届けします。 zoomウェビナーでも同時配信が行われますので、ご来場が難しい方は、是非オンライン視聴をご利用ください。 今回のゲストは、デンマークと京都に拠点を持ち、さまざま分野で活動の幅を広げるデンマーク人建築家・デザイナーのLars Vejen（ラース・ヴァイエン）氏。 1995 年にインターンシップで来日して以来、日本のものづくりに魅了され、現在はデンマークと日本両方を拠点に活動しています。彼のものづくりは多岐に渡り、家具、インテリアデザイン、照明、アクセサリーなど様々な専門家とコラボレーションしています。 日本でのプロジェクト、コラボレーションの裏側、環境に配慮したデザインへの取り組みなどお話いただきます。今回のサロン ド IP は、Lars Vejen 氏の来日に合わせ、4 年ぶりのリアル開催となります。 （ ※通訳あり）リアル会場では、セミナー終了後、交流会も予定しておりますので、皆様ふるってご参加ください。 日　　程：2023 年3 月10 日( 金) セミナー：18:00～19:30...

北欧の国・デンマークはデザインの国としても知られています。 北海道にある東川町は2021年、4月14日を「良い椅子の日」に制定し、毎月14日に椅子研究家・織田憲嗣氏による「椅子のお話会」を開催してきました。この度、そのお話の会の特別編がデンマーク大使公邸で開催されました。 会では、「椅子の彫刻家」としても知られるフィン・ユールの作品を中心に、大使公邸内の家具を皆様にも体験頂きながら、織田氏のお話が展開されました。   織田氏が学術協力をされた東京都美術館の企画展「フィン・ユールとデンマークの椅子」もいよいよ今週末10月9日（日）までの開催となります。まだご覧になられていない方々も、もう一度ご覧になりたい方々も、ぜひこの機会をお見逃しなく。 https://www.tobikan.jp/finnjuhl/ Danish Ambassador Peter Taksøe-Jensen welcomed the internationally known chair researcher Prof. Noritsugu Oda for a special version of “Chair Day Talk” event in the Residence of the Ambas...

東京都美術館で、2022年7月23日(土)～10月9日(日)に、企画展「フィン・ユールとデンマークの椅子」を開催されます。開催に先駆け、特設サイトが開設されましたので、東京都美術館の最新のプレスリリースの内容と併せてご案内します。 デザイン大国として知られるデンマーク。椅子をテーマに、デンマーク家具デザインの変遷をたどるとともに、モダン家具の黄金期を築いたフィン・ユールに焦点をあて、その独創的なデザインが生み出された背景を探ります。 北欧の国デンマークは、デザイン大国として知られます。とりわけ1940年代から60年代にかけて、デンマークでは歴史に残る優れた家具が生み出されました。 デンマークのデザイナーのなかでも、フィン・ユール（1912-1989）は、ひときわ美しい家具をデザインしたことで知られます。優雅な曲線を特徴とするその椅子は、「彫刻のような椅子」とも評されます。当時の家具デザイナーたちの多くが家具の専門学科や家具工房の出身であるのに対し、フィン・ユールは美術史家になることを夢見ながらもアカデミーで建築を学び、建物の設計やインテリアデザインにたずさわるなかで家具デザインを手がけました。身体を抽象化したようなやわらかなフォルムは座って心地よいばかりでなく、彫刻作品にも似た静謐な...

日本と北欧のデザインカンファレンス「Design Matters Tokyo 22」が5月14日、15日に六本木で開催決定！オンライン参加も可能！ デンマークで毎年行われている世界的なデザインカンファレンス「Design Matters」が日本に再上陸！「Design Matters Tokyo 22」として、2022年5月14日-15日に六本木のDMM.comのオフィスを会場に開催されます。オンラインストリーミングにも対応したハイブリッド型のイベントです。 下記、Design Mattersによるプレスリリースの内容をお届けします。 Design Matters Tokyoについて Design Mattersはデンマークのコペンハーゲンで毎年開催されている「デザイナーによる、デザイナーのためのデザインのカンファレンス」です。 Design Mattersのゴールは、現場で働くデザイナー達の生の声や、デザインの先端な話題について共有し合うことです。そのため、ご登壇いただくスピーカーの方々にはただのPRやセールス目的の話ではなく、実践知に基づいたリアルな現場の取り組みを中心にお話いただいています。 他に様々な国が選択肢として存在する中、Design Mattersは日本を第2の開催地...

2021年11月6日・7日に代官山の猿楽祭が開催されました。猿楽祭に伴い、駐日デンマーク大使館では複数のデンマークの企業と共に様々なイベントを催しました。この週末には来場者4.000人を超える方々に来場していただき、2.000人以上の方に大使公邸をご覧いただきました。 ※今回のイベントは、感染予防対策の徹底をした上で開催いたしました。ご来場の皆様、ご協力誠にありがとうございました。 メインイベントの1つとして、ピーター・タクソ-イェンセン大使公邸のダイニングルームでは、”Dining with Design（デザインと共に食す）”のテーブルウェアの展示が行われ、普段はなかなか見られないディスプレイをご覧頂きました。 ダイニングルームでは、”Dining with Design”のキュレーターであるMargrethe Odgaardの選定したデザインの背後にあるストーリーをビデオで紹介しました。 ビデオの中でMargrethe Odgaardは次のように述べています。 「“Dining with Design（デザインと共に食す）”の為に収集されたテーブルウェアは、現代のデンマーク人デザイナーと工芸家等によって作られた17個の作品で構成さ...

東京都美術館で 、 2022年7月23日(土)～10月9日(日)に、企画展「フィン・ユールとデンマークの椅子」が開催されることが決まりました。今回の記事では、本展に関する東京都美術館のプレスリリースの中から、展示会の内容をご紹介します。 北欧の 国 デンマークは 、 デザイン 大国 として 知 られます 。 シンプルで機能的なそのデザインは、ヨーロッパに波及するモダニズムをゆるやかに取り入れながらも、伝統を重んじるデンマークならではの発想のもとに育まれました。 デンマークのデザイナーのなかでも、フィン・ユール（Finn Juhl 1912-1989）は、ひときわ美しい家具をデザインしたことで知られます。優雅な曲線を特徴とするその椅子は、「彫刻のような椅子」とも評されます。身体を抽象化したようなやわらなかフォルムは 座 って 心地 よいばかりでなく 、 彫刻作品 にも 似 た 静謐な存在感を放ち、建築や美術、あるいは日用品と濃密に響き合いながら、空間の調和を生み出す役割をも果たしているようです。 フィン・ユール《イージーチェア No.45 》 1945 年デザイン、織田コレクション フィン・ユール《イージーチェア プロトタイプ》 1948 年デザイン、織田コレクション 本展は、デンマー...