Monthly Archives: January 2016


デンマークの照明器具メーカー、ルイスポールセンは、今は亡きポール・ヘニングセンや、建築家としても著名なアルネ・ヤコブセンをはじめとする、デンマーク屈指のデザイナーによるランプを製造しています。今回の記事では、デンマークにある同社のメイン工場をご案内しましょう。 ルイス・ポールセン デンマークにあるルイスポールセンの工場では、200人の従業員が毎年約22万個のランプを製造しています。それらの製品が一般市場向けとコントラクトマーケット向けに販売されています。 ルイスポールセンは、妥協を許さない製品哲学で照明と向き合っています。製品の共通項はシンプルさ。シンプルさを追求する哲学が、あらゆる建築や文化スタイルに適応できる独自のスタイルを生み出しているのです。 アーティチョーク・ランプ ルイスポールセンの製品の中で、もっとも複雑な生産工程を要するのがポール・ヘニングセンのデザインによるアーティチョーク・ランプです。アーティチョーク・ランプは、多数の板で構成されており、組み立て前にそれぞれの板を曲げ、磨き、塗装する必要があります。各種のサイズがありますが、一番小さいものがもっとも組み立てづらく、一つのランプの板を取り付けるのに2時間以上を要します。 組み立て作業の煩雑さもさることながら、ルイスポ...
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デンマーク文化省に属するデニッシュ・アート・ワークショップスは、アーティスト、デザイナー、美術品の保存管理者や修復者を募集し、ゲストハウスで暮らしながら設備や空間が必要な制作や作業を行う機会を提供しています。  クリエイターのための場所 デニッシュ・アート・ワークショップスの新しいゲストハウスがあるのは、フレデリクスホルム運河に沿ったコペンハーゲンで最も歴史のある地域です。ゲストハウスは、大きなプロジェクトに取り組む世界各国からのアーティスト、デザイナー、美術品の保存管理者や修復者に、宿泊と作業の場を提供しています。 ゲストハウスの建物は、元は古い鍛冶工場で、約70年間にわたってデンマーク王立芸術アカデミーの彫刻科が所有し、数々の著名な彫刻家たちが住み込みで制作を行ってきました。現在は、現代の作家や新鋭デザイナーの作品を取り入れて改装されています。 ゲストハウスのコンセプト ゲストハウスの内装には、モーエンス・ コッホ、ボーエ・モーエンセン、ポール・ヘニングセン、アルネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウェグナーといった、デンマークの家具デザイナーによるモダン・クラシックな作品が使われています。 ゲストハウスのインテリア・デザインの基本コンセプトは、この地域の歴史的な雰囲気と、デンマークのモ...
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