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インターオフィスによるオンラインストアMAARKET MAARKETは、輸入家具業界のリーディングカンパニーの1社であるインターオフィスが2020年にオープンしたオンラインストアです。インターオフィスは創業以来、約40年にわたって、ヴィトラやUSM など、ヨーロッパの質の高いブランドを数多く日本に紹介し、オフィス空間だけでなく公共施設や個人邸など幅広い空間づくりに関わってきた企業です。そのプロフェッショナルな実績と長年培ったノウハウをもとに、商品購入前のプロダクト・インテリアのコーディネートから購入後のメンテナンスまで、末長く製品を使っていただける、安心のサポート体制も整っています。 MAARKETは、人とデザインが出会う場「市場=マーケット」。セレクトされた数々のハイクオリティーなブランドの中から、ご自分のライフスタイルに合ったプロダクトをお選びいただくことで、豊かな空間が広がり、生活に潤いや、日々の暮らしにより多くの喜びをもたらしてくれるヒントになる情報がたくさん詰まっています。MAARKETの「A」を2つ重ねたショップ名は、「A = Aクラスのクオリティー」のプロダクトが積み重なっていくことで、日々の暮らしの楽しさも積み重なっていくイメージから名付けられました。 MAARKET...
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[日本語] この度、駐日デンマーク大使館が主催した展示会「Enriched Simplicity」について、デンマーク出身の建築家であるクリストファー・ハーラン氏の想いを聞きました。 1.デンマークの建築家が日本に興味を持ち始めたのはいつ頃からですか? 最初にデンマークの建築家の心に日本の影響が届いてから現在に至るまで日本からインスピレーションを得てきましたが、中でも1950年代ほど日本から強く影響を受けたことはありませんでした。そして興味深いことに、近年またその影響がとても強くなっています。今日、活躍しているデンマークの建築家とデザイナーは、新たなインスピレーションを求めて日本に目を向けています。 2.展覧会には、エリック・クリスチャン・ソレンセン(Erik Christian Sørensen)と彼自身の家が含まれています。作品を観る中で多くの人が日本の影響からの影響を否定できないと感じると思いいますが、彼自身は日本からではなくデンマークの農家から影響を受けたと述べています。展示会にどのような作品を含めるか、どのように決定しましたか?また、展示された建築家やデザイナーが実際に日本に触発されたことをどのように確かめることができますか? そうですね、エリック・クリスチャン・ソレンセン...
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加藤 比呂史氏は、日本とヨーロッパで活躍する日本の建築家です。彼は日本の藤本壮介建築設計事務所とコペンハーゲンのCOBE建築設計事務所のもとでプロの経験を積んでいます。駐日デンマーク大使館は、只今開催中のサマーパビリオンにて、加藤氏と共にプロジェクトを行うことができました。 このパビリオンでは、複数に渡るデンマークの輸出促進イベントを開催しております。これに関連して大使館では、デンマークと日本の建築の間に存在する影響についての加藤氏が持つ考えや、今回のパビリオンの背景にある彼自身のインスピレーションを共有することで、加藤氏と協力することができました。彼は今回のプロジェクトを「エアパビリオン2020」と名付けました。 デンマークに8年間在住されたそうですが、デンマークへ渡ったきっかけは何だったのですか? デンマークに移り住んだのは、直感と好奇心からです。そして寛大な国民性とコペンハーゲンの住みやすさが気に入り、予想以上に長くとどまることになりました。 コペンハーゲンは私が初めて訪れたヨーロッパの都市です。日本とは違った生活の質を体験しました。コンパクトにまとまった街ならではの生活スタイルと多様性が快適で、たとえば街の端から端まで自転車で移動できますし、偶然入ったカフェに友達が...
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8月のブログでは、デンマークのグリーン・メンタリティに関する記事を連載し、デンマークのエネルギー政策、家具業界、建築について取りあげてきました。最終回となる今回は、デンマークの食と飲食業界の、持続可能性に向けた取り組みを紹介します。 世界的に有名なミシュラン2つ星レストラン「Noma」は、自然と自然の探索が料理の基礎であるべきだと主張し、食と創作のあり方を一転させました。Nomaは「農業は多くの種を見過ごしている」と、現代食の方向性を批判していることで知られています。自然界の多様性を体現する料理を提供し、生物多様性保護の必要性について一石を投じています。Nomaのもう一つの哲学は、これまで北欧料理で使われることのなかった身近な食材を使うことです。 2010年、Nomaの共同設立者であるクラウス・マイヤー氏は、こうした哲学に基づくレシピ本「Almanak」を出版しました。この本は、旬や素材を大切にした日常的なレシピを紹介しています。どれも栄養満点の風味豊かな料理で、材料の収穫方法、農業や自然にとって最適な収穫時期などにも配慮しています。 デンマークの食と、グリーン・メンタリティーの関わりを示すもう一つの例が、非営利レストランRub & Stub です。Rub & Stu...
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デンマークの建築は世界的に有名です。ヨーン・ウツソンやアルネ・ヤコブセンといった名前は、デンマーク国内にとどまらず、世界中に知られています。2050年までに化石燃料から脱却するという政策目標に添い、デンマークの建築業界は環境に優しい建物への取り組みを強化し、この分野で世界のリーダーを目指すようになりました。 こうした試みを代表するデンマークの建築物を見てみましょう: 8ハウス 8ハウスは先進的なアパートメント・コンプレックスで、それ自体が小さなコミュニティを形成しています。8ハウスを手掛けたのは、ニューヨークの「2 ワールドトレード センター」 の設計会社にも選ばれたビヤルケ・インゲルス・グループ(BIG)です。多層階の建物を東西に長く配置し、アパート全体の日当りを最大化するとともに、屋上緑化で建物内部の温度を下げています。 パナム・コンプレックス - マースク・ビルディング C.F.モーラーは、SLA 、ランボール と共同で、コペンハーゲン大学のパナム・コンプレックスの増築プロジェクトとして、マースク・ビルディングを設計しました。面積3万 4,000平方メートルのこの建物は、国際的な医療研究の拠点となります。この研究所はデンマークでもっとも優れたエネルギー効率を誇り、換気装置から出...
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デンマークの家具産業は世界的によく知られています。時代を問わないデザインや、耐久性に優れた品質が特徴です。職人の高い技術と、素材への敬意を土台に、各メーカーは人の寿命より耐用年数の長い、持続可能な製品を作っています。   また、フリッツ・ハンセン、カール・ハンセン&サン、ワンコレクションをはじめとする多くのメーカーは、有害化学物質の使用やCO2排出量を削減し、適切な管理の下で伐採された認証付きの材木を使うことによって、環境への影響を減らす努力をしています。   近年では、新興のデンマーク企業も、環境保全や持続可能性への貢献を重視しています。たとえば家具ブランドの「メーター(Mater)」は、国連グローバル・コンパクトに署名しています 。   グリーンデザインへの賛同は、デンマークの新進デザイナーの間にも広がっています。たとえばヨナス・エドバードとニコライ・ステーンファットは、持続可能を追究した「テロワール」ラインを立ち上げ、デンマーク沿岸で採取した海藻と紙パルプで家具を作っています。再生可能な資源を材料に使うことで、制作過程そのものが、グリーンなエネルギー循環における自然素材のリサイクル機能を果たしています。   グリーン・デンマークの他の記事...
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デンマークは「2050年までに化石燃料から完全に脱却する」という明確なエネルギー戦略を掲げています。1980年から2010年の間に、デンマークの再生エネルギー比率は3%から19%へ上昇しました。2020年までには、エネルギーの3分の1がグリーンエネルギーとなるでしょう。中心となるのは風力とバイオマスですが、太陽光発電も利用されています(原子力発電はデンマークの戦略には含まれていません)。 8月のブログでは、こうしたグリーンなメンタリティーが、デンマークのデザイン文化にどのように反映されているかをシリーズでお伝えします。 本連載では、デンマークの様々なライフスタイルや文化を取りあげます。たとえば家具業界は、製造過程における環境、倫理、社会的影響に配慮しています。建築は、持続可能エネルギーの恩恵を生かし、環境に優しい建物を作っています。またデンマークの食文化も、持続可能なライフスタイルを追究しています。 デンマークは持続可能性、環境意識、社会的責任を備えたデザインを評価する成熟した社会をを目指し、様々な分野で取り組みを進めています。 グリーンデザインに関する過去の記事:デンマークのアップサイクリング Photo: Nicolai Perjesi © VisitDenmark, Denma...
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by ティネ・モーリセン(インテリア・デザイナー) 英国には「自分の家は自分の城」という古い諺がありますが、これはデンマーク人にもよく当てはまります。デンマークでは、家が生活の中心です。「くつろぎの空間」、「個人の空間」、「機能的な空間」といったスペースをいかに作るかによって、家は住む人の個性やアイデンティティの一部となるのです。人を招く機会も多く、家を見せることが自己紹介にもなります。デンマーク人は、家づくりにお金も時間も十分につぎこみます。 インテリア・デザインのトレンドや傾向は、どんどん移り変わっていきます。そのサイクルはファッション・デザインほど短くはありませんが、それほど差はないかもしれません!実際、私はファッションからインスピレーションを得ることがよくあります。色、手触り、大胆さなどに関しては、常に1〜2年先を行っているからです。 私は様々な場所から着想を得ています。自然に触れ、雑誌を眺め、何度もスケッチを描くうちに、イメージが膨らんでいきます。しかし、夜の時間、コーヒーブレイク、子どもと遊ぶ時間からひらめきを得られることもあるのです。 トレンドは変化するものです。家具やインテリアも同様です。しかし、トレンドは繰り返すのが常です。近い将来、金融危機の影響による禁欲的で慎ま...
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7月9日、「デンマーク デザイン」ウェブサイトとの立ち上げとインテリア・ライフスタイル誌「エル・デコ」の最新号8月号の発売を記念して、東京青山のニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップ  ストアで行われた記念イベントで、エル・デコの濱口編集長にお聞ききしました。 Q:今回エル・デコ最新号8月号夏の北欧特集「北欧デザインと暮らしたい!」の中でデンマークの現地取材をされて感じたこと、発見されたことなどを教えてください。 濱口編集長:今回エル・デコでデンマークの美術館、オードロップゴーとかフォーボー美術館を紹介させていただいています。それで感じたのが、美術館だったりとか或いはレストランもそうなんですけれども、街の中の人々が暮らす場でとても素敵なインテリアの椅子だったりとかが普通に置かれていて、人々がそれに普通に腰掛けていたりする。そういう人々の暮らしの中に超一流のデザインが自然に溶け込んでいるというのを感じました。それは日本ではまだなかなかできていなくて、デンマークの国というのはどこのお店に行ってもやはりインテリアのデザインがよかったり、やはり自分の家はもちろんそうなんだけれども、公共の場でもそういった素敵なデザインがもう当たり前の様に使われているというのを今...
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デンマークと日本のデザインのスタイルは、それぞれ個性的でかけ離れている印象がありますが、両者の距離は意外に近いのです。 「ジャポニズム」のコンセプトは新しいものではありません。ジャポニズムとは、日本のアート、ファッションや美学が西洋文化に与えた影響を意味します。19世紀に渓斎英泉や歌川広重の浮世絵を模写したファン・ゴッホの絵は、芸術界のジャポニズムの例として誰もが知るところでしょう。 19世紀後半から末にかけて、デンマークのアーティストやデザイナーたちも日本から影響を受け、デンマーク独自の芸術表現に取り入れました。この伝統は今も残り、進化を続けています。20世紀に入り、デンマークはモダニズムを確立してデザイン大国と呼ばれるようになりました。デンマーク人は、この称号を大切にし、誇りをもっています。デンマークがデザイン大国へと成長した経緯を語るうえで、ジャポニズムから受けた多大な影響は、欠かすことのできない重要な要素だと言われています。     デンマークの作家ミリヤム・ゲルファー・ヨーゲンセンは2013年の著書「Influences from Japan in Danish Art and Design(デンマークのアートとデザインにおける日本の影響)」のなかで、デ...
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カナダの雑誌「スペーシング」は、最近コペンハーゲンを訪れた印象を次のように記しています:  デンマークの首都コペンハーゲンを歩いて最も印象に残ったのは、人々が集い、憩うことのできる公共スペースを作ろうという市の熱意ある取り組みでした。街のいたるところに広場があり、市民が憩い、都市生活を楽しんでいるのです。 コペンハーゲン市の公共スペースの興味深い特徴は、ちょっとした広場が多くの人に利用されているということです。これは、北米でよく見られる大規模で本格的に整備されたスペースとは対照的です。 デンマークの公共スペースが成功している理由は何でしょうか?私たちは次のように考えました: 1. 気軽に利用できる魅力的な公共スペース 利用者にとって、こうした広場の大きな魅力は、居心地がよく、静かで、そこで時間を過ごしたいと思える場所である点でしょう。広い空間の中でも人の大きさや存在が感じられるように設計されています。また、従来の形式にとらわれないコペンハーゲンの小さな広場が際だって静かであることも、人が集まる理由でしょう。 2. 食べ物が居場所をつくる 多くの広場には、何かしらのレストランやカフェがあります。食べものや飲みものは誰にとっても必要ですから、飲食施設は規模にかかわらず人を呼び、そこに滞在...
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「デンマーク・デザイン」という言葉から最初に連想するのは、アルネ・ヤコブセンのエッグチェア(1956年)や1960年代半ばに発表されたパントンチェアといったアイコン的作品、そして現在のデンマーク・クリエイティブ業界から生まれているコンテンポラリーなデザインでしょう。 社会が進化するにつれ、ニーズも進化し続けています。科学技術の進歩、それに伴う材料・システム・構造の応用拡大が、新しいニーズを生み出しています。過去60~70年間で、人間の活動は驚異的な変貌を遂げました。デザインもこうした絶え間ない変化に適応するのが当然の成り行きでしょう。 フレーム誌とデニッシュ誌(デニッシュ誌はオンライン雑誌)が近く共同で開催する展示会「リフレーミング・デニッシュ・デザイン」は、こうした時代の流れに着想を得ています。この企画では、オランダのニーク・プレスと、ドイツのセバスチャン・ヘルクナーという2人の国際的なデザイナーに依頼し、デンマークの代表的なデザイン作品を自分流に解釈してもらいます。両者は、カール・ハンセン&サンやフリッツ・ハンセンといったデンマーク企業のアイコン的なデザインに自由に手を加え、作品を仕上げます。   ヘルクナーは新しいテクノロジーと職人の工芸技術の融合を得意とする著名なプロ...
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